TENGA VOICE

ショップ名『MFC STORE』のMFCは“My Favorite Closet”の略称で「自分たちが好きだと思えるアイテムを取り扱う」という意味が込められているとお聞きしました。どのようなきっかけでオープンしたのでしょうか？

近藤「元々スニーカーショップで働いていたんですけど、だんだん新しくお店をやりたいなと思うようになってきて。その頃BBは大阪で『EXAMPLE』というブランドをやっていたんですけど、一緒に店をやるのであればBBしかいないなと思っていました。それで、大阪まで口説きに行ったんです（笑）。家族のこともあったんですけど、それでもやっぱりBBのほかには頭に浮かばなかったですね。無理やり東京に連れてきました（笑）。」

BB「近藤さんとは元々仲良くしてもらっていて。『atmos』の現場レベルのトップの人に声をかけてもらったことは本当に光栄なことだなって思いました。一緒に『MFC STORE』という自分たちの好きなモノを集めた空間を作っていける環境にすごく興味を持ちましたね。一人では出来ないことを近藤さんとなら出来るんじゃないかと思いました。家族にも自分の想いを伝えたら、後押ししてくれて、そのタイミングで東京に出てきました。。、2018年5月にオープンしたので、『MFC STORE』は今年が2年目になります。」

 2年目になった現在はいかがですか？

BB「2人で始めたショップですが、今はスタッフが8人に増えました。それぞれの役割を分担しながら働いています。これまで以上に僕たちがしっかりしないとという気持ちになりましたね。東京生活にも慣れてきました！月に一度家族に会う時間は必ずもらえていますし。毎日一緒にいる訳ではない分、“もうすぐ会える”とか、東京に戻る時は“また帰る日まで頑張ろう”という喝にもなります。、その日その日をより大切に出来るようになった気がします。」

ショップでの取り扱い商品をセレクトする時は、どんなところに惹かれますか？

近藤「歴史を作ってきているブランドやモノにすごく魅力を感じます。やっぱり全てがそこにつまっている気がして。色んなモノを見て、触ってきて、本質的にカッコいいところにたどり着くので、そういったモノが好きなんです。本気で頑張っている人たちのブランドをセレクトすることが多いです。どういう想いでやっているのかわからないブランドより、やっぱり面識があって、それぞれの場所で頑張っている人たちのモノを取り扱っている方が、お互いの意識が高まる気がしますね。そういったことを基準にしています。」

ショップのアイテムデザインや、制作をすることも多いですよね？

BB「そうですね。トレンドや旬のモノをチェックすることももちろんなんですけど、やっぱり自分たちの好きな気持ちは忘れずにいたいです。僕がやりたいことや好きなモノに対して、近藤さんは基本的にNOとは言わないですね。逆もしかりで。お互いにやりたいことに理由があるので、それぞれの意見を尊重しようというのが二人とも共通してあると思います。」

信頼関係が頼もしく感じます。そして何よりお二人がすごく楽しそうだと感じます。

BB「『MFC STORE』のカルチャーとして、自分たちの成長というか、新しいモノや旬ではないモノも含め、何か得ていることがあればアイテムとして取り入れたいと思ってやっています。それがいい意味で発信になると思いますし、そこに共感してもらえるお客様もたくさんいると思うので、そういうことが僕の中で楽しいことですね。」

近藤「それが二人でやっているメリットかなと思いますね。」

BB「二人が好きなものはお互いにチェックしていますね。それがアイテムの知識になりますし、どうして好きなのかという部分は理解できるようにしています。」

自分一人では触れないようなことにも、興味の幅が広がりそうですね！お互いを尊重しあっているからこそなんだなと感じます。

近藤「自分が好きな興味の部分って結構偏ると思うんですけど、僕とBBは重なるところもあるんですけど、本当にちがっていることも多くて。新しい発見がたくさんあるので、本当に楽しいですね。」

BB「例えば、僕が選ぶRAP Tシャツとか、多分近藤さんは“これ誰？”ってなるだろうから、先に移動中の車の中でその曲を流しておいたりするんです。（笑）買い付けの時の移動って本当に長いんですけど、車内でその曲やアーティストについて説明しだしたりして。二人で色んなことを話しながら、吸収しあっています。」

 そんなお二人がお互いに大切にしていることはありますか？

BB「めっちゃ簡単な言葉で言うと、もう“信じる”ことしかないかな。それが大切なんだろうなと思います。疑わない、変なことを考えない。もうまっすぐそう想っていますね。」

近藤「大切にしている時間というか、ほぼ一緒にいるんですよ。オフィスも二人だけで、買い付けも二人。何だったらちょっと休みの海外旅行も二人で行きますからね（笑）。」

お二人のお話を聞いていると大切な家族を紹介されているような感じがします。

近藤「家にいるより二人でいる時間の方が全然長いので、買い物したモノとか何食べてるかとか、大体なんとなくわかるかな（笑）。」

では、『MFC STORE』のお二人にとっての楽しみって何ですか？

近藤・BB「ポップアップ！」

BB「僕たち二人は普段なかなかお店に入ることが出来ないんですけど、ポップアップの時はお客様と触れ合えるように店頭に立つことが多いんですよ。そこでスタッフとも触れ合えますし、みんなでごはんにも行きやすくなるので、そういった時の一致団結感が好きですね。」

近藤「やっぱりお店があるので8人全員では行けないんですけどね。あと、みんなでどこかに行ったりとか、休みの日にBBQしたりとかも楽しいですね。」

色々なモノを見てきているお二人から見て、TENGAはいかがですか？

近藤「TENGAは元々好きで。僕のキャラ的にもみんながプレゼントしてくれたりします。、前職でもTENGAを取り扱いしていたんですよ。他のブランドと違ってアーティストとコラボしていたり、ファッション的にもおもしろいブランドということで、普通にお店でTENGAを並べていましたね。なので、そんなにいやらしいイメージとかはないです。オナニーに道具を使うことってやっぱり初めは抵抗あると思うんですけど、使ってみると、まあ知らない人は人生を損しているなみたいな（笑）。」

BB「じゃあ僕は今、絶賛損中ですね（笑）」

近藤「若い頃はオナニーしているとか恥ずかしいんですけど、30過ぎるともう当たり前じゃないですか、で、するなら使ってほしいと思います。本当にすごい技術です。TENGAは次元が違いますね。」

BB「しない僕から見てもTENGAのイメージは全然いやらしくなくて、ギフトに贈ったりとか、自分が使っていないだけで、すごく買いやすいなとは思っていました。」

近藤「確かにギフトだと、もらって一番いいですよね。実用性あるし（笑）。」

My FavoriteなTENGAアイテムはありますか？

近藤「本当につい最近、BBからプレゼントされたんですけど、デッカイTENGAに6本入っているセット。入っていたプレミアムTENGAが良かったですね。その中でも黒のハードのやつ（笑）。」

『PARTY BARREL（パーティ バレル）』ですね！ありがとうございます！BBさんはいかがですか？

BB「今日はいいきっかけですね。僕はキース・ヘリングのモノに興味ありますね。これカワイイなあ。」

近藤「友だちとこういう話をすることも楽しいんですよ。こういう会話はいつまでも変わらないですね（笑）。」

『MFC STORE』に置いてあっても似合いそうじゃないですか！？

近藤「是非コラボを！（笑）おもしろいですね！」

BB「ギフトとして置いてあると、かわいいと思ってくれそうですよね。このEGGの内側を“MFC”にして、色を一個ずつ変えるとかどうですか（笑）？」

では、そんな『MFC STORE』として、お二人がもし何でも自由にできるとしたら挑戦したいことはありますか？

近藤「何でも出来るなら原宿にお店を出したいです。」

BB「あと大阪も！」

近藤「僕は原宿を勝手に故郷だと思っていて。中3から裏原に並びはじめてたり、11年働いてたりと、青春のほとんどを過ごした場所なので。」

BB「やっぱり僕も中3くらいから、大阪だとアメ村とかに行っていました。お互いに育った環境に戻ってお店をおきたいという気持ちがありますね。」

近藤さんとBBさんのMy Favoriteな愛とストーリーがたっぷりとつめ込まれた『MFC STORE』。“愛と自由とTENGA”の想いとつながる素敵なお話をありがとうございました！