TENGA VOICE
#44
餓鬼レンジャー HIPHOPユニット
もう僕らが『TENGAの日』っていう曲を作ればいいんだよ。
今回のTENGA VOICEは、今年で結成20周年を迎えるHIPHOPユニット、餓鬼レンジャーのYOSHIさん、ポチョムキンさん、GPさんが登場。メンバーとの出会いや、ちょっとエッチで恥ずかしい幼少期のエピソードまでフランクに語っていただきました。さらに、この取材がきっかけで「TENGA」のテーマソングが誕生!?
活動のきっかけについて教えてください。
YOSHI「音楽自体は餓鬼レンジャー結成前からやっていたんですが、きっかけは大学が一緒だったことですね。実は僕大学を留年してしまいまして、次の新学期のタイミングで、『黒人音楽研究会』的なサークルを作りたいと思っていたんです。でも工業大学だったこともあって、そんな音楽に興味がありそうな人が本当に誰も居なかったんですが、たまたま目の前をドレッドヘアの子が歩いていたので『音楽なに聴くの?』って声を掛けたら、『ビースティ・ボーイズとか聴きますよ』って答えてくれたんです。それがポチョムキンとの出会いです。」
ポチョムキン「今はじめて、『黒人音楽研究会』的なサークルを作りたかったって知りました(笑)」
YOSHI「最初は大所帯でしたよ。当初はメンバーだけでも12人くらい、DJも4人居ましたし。そこから一旦、2MC1DJ(2人のラッパーと1人のDJ)の体制になった頃『リップ・サービス・モンスター』っていう楽曲をインディーズで出させてもらっていたんですが、DJが脱退することになって。そこで当時、福岡にいたGPとHigh Switch(2013年脱退)をDJに迎え、グループとして新たなスタートを切ることになりました。そして2001年に『UPPER JAM』というアルバムを発売して今に至ります。」
それではみなさん学生時代からのお付き合いという事になりますね。
YOSHI「そう考えてみると長いですね。だけど、話している内容は当時とそんなに変わっていませんが。」
GP「エロい話が中心だよね?」
YOSHI「むしろ大人になって、ちょっと哲学っぽく表現できるようになってきたかもしれない(笑)」
歌詞や言葉の組み合わせなどのアイデアは、どんなときに思いつくのですか?
ポチョムキン「下ネタが多いんでね、餓鬼レンジャーの曲は。」
YOSHI「実は、今日これからまさに録ろうとしている『俺のドンキ』っていうタイトルの曲があって、『チ〇コ固い』っていう内容の歌なんです。その曲の中に『テント突き破る垂直ミサイル』というフレーズがあるんですが、いまここに並んだTENGAを眺めていたら『テント』を『TENGA』に変えたら面白いと思い付いたんで、『TENGA突き破る垂直ミサイル』に歌詞を変更することにしました!それくらいチ〇コが固いんだよってことですね(笑)もしもこの取材がなければこの歌詞も思いつかなかったし、生まれていなかったわけで、何かのご縁って重要ですね。」
こうやって日々の出会いや出来事をきっかけに、歌詞が生まれることもあるんですね!
GP「僕は知っていますけど、YOSHI君のアイデアソースはだいたいサブカル誌からでしょ?あとは怪しいサイトね。ふたりとも、結構色んなところを掘っているんですよ。新聞や雑誌もまめに読んでいるし。どうでもいいような事にでも物凄く詳しかったりとか。」
YOSHI「一時はスポーツ新聞とかも熱心に読み込んでいたからね。書いてあることを全部素直に信じ込んでいましたよ(笑)」
常にアンテナを立てているような感じでしょうか。
YOSHI「たまにアンテナの方向が間違っているけどね!(笑)」
2014年2月21、23日に東京と熊本で開催される20周年記念ツアー「RANGER SHOW」ですが、TENGAが協賛することになった経緯を教えてください。
YOSHI「実は以前、『ウルトラナニワティックMC’S』という自分も参加していてたユニットがあって、大阪で毎年7月に『ナニワの日』というイベントを行っていたんですが、そこでTENGAを配布したことがあったんです。その時はもうとにかく好評で、お客さんの満足な顔が忘れられなくて。今回、ワンマンライブの開催が決まって『どうすればお客さんに喜んでもらえるか?』をメンバーと一緒に色々と考えていたときに、ふと思い出したんです。『TENGAさえあれば、男子はみんな満足だ!』と(笑)」
GP「ライブに来た人には色んな意味で気持ちよくなって欲しいしね。僕らはTENGAが大好きで普段からよく使っていますけど、やっぱり男子もシャイな子が結構多いので。僕らのライブをきっかけにオナニーって別に恥ずかしいものじゃないよ!と。エロいグループと思われている我々ですけれども、セーフティーな範囲で『気持ちイイこと』を教えてあげたいなと思いまして。」
ポチョムキン「エデュケーションってところだね。メンバー内では当たり前のように話していますが、TENGAっていう名前は知っているけど、使ったことはないって人が僕の周りでも結構多くって。でも気になるみたいなんだよね、実際どうなの?って。」
TENGAを初めて使ったときの事って覚えていますか?
GP「何かすごいのが出てきたらしい!?って噂はよく聞いていたけど。」
ポチョムキン「一番最初は、誕生日にYOSHI君から赤いTENGAの5本セットをもらったことかな。」
YOSHI「そんなこともあったね(笑)僕は確か、個室ビデオで販売されていたのを試したのが初めてかな。実はTENGAが発売される前からこういうグッズが大好きで、当時は使い方を自分なりに研究して、よくメンバーに伝授していたんです。あの頃のグッズってピンクのスポンジで包まれて、中央部にただ筒のようなものが入っているだけの代物で・・・これは分解して自分仕様にした方がいいぞと。まずは内部を取り出して先っぽを折り曲げる。それを改めて組み直すことで奥行きと吸いつき感が生まれ、自分の手の握力で程よい圧に調整する・・・言葉じゃよく分からないですかね(笑)僕がそんなことをしていた矢先にTENGAが現れたんですが、あまりに画期的でまさに『革命』だと思いました。何だこれは!?と。TENGAとの出会いによって、僕のオナニーライフは完全に満たされたものになりました。」
※TENGAが発売されたのは2005年7月7日。
アーティスト界隈でTENGAの話題とか出ますか?
YOSHI「プレゼントとか贈り物にしてもいいし、それはもう喜ばれますよ!」
GP「お洒落だしね。誕生日会とかのちょっとしたプレゼントでもよく見ますね。あとはツアーの打ち上げとかにも登場するかな。アーティストがツアーで全国を回るときって、ホテルに籠っていることが多いので。」
面白マスターベーションエピソードはありますか?
ポチョムキン「いっぱいありますよ!実家でオナニーをしていた時、部屋にお姉ちゃんが入ってきて『なんばしよっとや!?』ってなったり。家族にばれたエピソードはみんな持っていますよね?」
GP「見られたことはないかな。音や雰囲気を察知して気を使ってなかなか入ってこないみたいなのはあったのかもしれないけれど。」
ポチョムキン「そうなのか、俺は何回かあるけどなぁ・・・」
GP「だいたい、最初男子は床ずりオナニーから入るよね。家族で布団を並べて川の字に寝ているときに、何だか気持ちがいいから下半身を床に擦り付けていたら、父ちゃんにポンって優しくお尻を止められて、『もこもこ止めなさい』って。結局周りが寝入ったのを確認したら、また『もこもこ』始めちゃうんだけど。」
ポチョムキン「この際『もこもこ』で曲作っちゃえばいいじゃん!(笑)」
まだTENGAを使ったことのない方も使いたくなるようなアイデアを教えて下さい。
GP「オナニーは男性ならみんな日常的にしていることだと思うんですが、『今日は贅沢なオナニーをしよう!』みたいな感じで、自分に買ってあげるのもいいんじゃないかな。」
ポチョムキン「記念日とか、クリスマスイブとかね。もちろん誕生日にも!」
GP「頑張った自分へのご褒美だね。完全にフリーな、誰にも邪魔されることのない安全な状態で心ゆくまでTENGAを堪能するなんて凄く贅沢じゃない?」
YOSHI「TENGAの日とかがあったらいいよね!クリスマスにケーキを食べる、バレンタインにチョコレートをあげる、TENGAの日はひとりでTENGA!」
GP「もう僕らが『TENGAの日』っていう曲を作ればいいんだよ。」
YOSHI「いいね!毎年その日にイベントをやって皆でTENGAを掲げてね。」
ポチョムキン「もういっそのこと、国民の祝日にしたらいいよ!」
<ライブ情報>
復活!餓鬼レンジャーワンマンツアー「RANGER SHOW」
■2014年2月21日(金)18:30〜 渋谷club asia
■2014年2月23日(日)17:30〜 熊本DRUM Be-9 V2
http://www.gakiranger.jp/live/01/2494/
※両日とも18歳以上の入場者に(IDチェック有)、もれなくTENGA EGGのプレゼント
<新曲情報>
今夏発売の新作アルバム「KIDS RETURN」に先行してサプライズコラボ実現!
餓鬼レンジャー×LinQ(くまもと女子戦隊)
“YOKA YOKA BABY” 2014年2月19日配信スタート
過去にも“ばってんLINGO”や”おてもやんサンバ feat. 水前寺清子”のように、ポチョムキンの地元であり、結成の地である火の国、「熊本」をテーマにしてきた餓鬼レンジャー。”Strong Island feat. RYO the SKYWALKER”、”TACO DANCE”に続き、今夏リリース予定の新作アルバム「KIDS RETURN」に先駆けて、福岡をベースに全国区で活躍するアイドル・グループ、LinQの深瀬智聖さんを中心とする熊本出身のメンバーとガッチリ組んで 2014年度版の決定的な熊本賛歌を完成!このリリースでアルバム「KIDS RETURN」へのカウントダウンがいよいよ本格化する!
餓鬼レンジャー HIPHOPユニット
写真左から、ポチョムキン、GP、YOSHI
聴くモノの聴覚を刺激して止まない変幻自在なラップ・フロウを持つポチョムキン、固く踏まれた韻から展開される硬質のラップが特徴的なYOSHIという対照的な2MC。打ち込みとオリエンタルな音感がビートを基調とするDJ GP。そういった対照的なカラーがラップの、そしてトラックの軸となり、カラフルで楽曲を展開し、00年代前中盤のヒップホップ・シーンに大きな足跡を残し、現在にも大きな影響を与えるグループが餓鬼レンジャーである。