TENGA VOICE
#25
aCKy&sinner-yang 面影ラッキーホール
もっとカジュアルに、女の子と一緒のシチュエーションでも使って欲しい
2012年8月17日に1年ぶりとなる新作「on the border」をリリースした面影ラッキーホール。フロントマンでボーカルのaCKy(アッキー)とリーダーでベースのsinner-yang(シナヤン)のお二人にTENGAにまつわるお話と、性の伝道師とも呼べそうな、驚きのTENGA新商品案を伺いました。
1年ぶりのフルアルバム「on the border」リリースおめでとうございます。
「ありがとうございます。」
本日は面影ラッキーホールのおふたりにお話を伺えることを本当に光栄に感じています。さっそくですがアルバムについて教えてください。
sinner-yang(以下sinner) 「まあ、バンドだろうが市民運動だろうが、すべての活動はオナニーですからね(笑)特にバンドなんて公衆の面前のオナニーですからね(笑)愛○恭子さんみたいなものですから。今回のレコーディングも気持ち良かったですよ。・・・これでいいですか?(笑)」
まさにTENGA VOICEに相応しいお答えですね(笑)今回の作品制作時の活動について教えてください。
sinner「今回は1年という短いタームで新譜を制作しましたが、基本的にはオナニーですから、その折々の気持ちイイことが活動になります。古本や古着を探したり、アメ車の古いのを見つけてきて直して乗ったり、そんなのもバンド活動の一環ですよ。」
aCKy「ライブするのも熟女と付き合ったりするのもそうです(笑)」
sinner「出会い系サイトとかで女の子と待ち合わせしても、それもある種のライブだもん、自分の中では。活動の一環です(笑)」
aCKy「ミュージシャンはCDのリリースやライブだけを活動だと考えてると思うんだけど、それは普通(のミュージシャン)だから(笑)」
色々な考え方があって面白いですね。バンドは結成されて何年になるのでしょうか。
aCKy「バンド活動20周年なんですよ。ミス○ルや安○ちゃんと一緒なんですよ。」
sinner「ところでTENGAは何周年なんですか?」
2012年7月7日で7周年でした。ではTENGAについて聞かせて頂きます。出会いはいつ頃でしょうか。
aCKy「元々知ってはいたんですけど、最初はバカにしてたんです。所詮オナホだろと。で、ある晩人から貰ったものを、ものは試しと何気無しに使ってみて・・・「お、お、おー? おー!!!」と。「いやいやいや(笑)」と。 その日からもう、TENGAさん、今までごめんなさい、に変わりました。」
sinner「僕も、HIP-HOPの連中の間で流行ってて、やっぱり人から渡されて使ってみて。」
aCKy「TENGAはSEXとかオナニーとは、もうまったく別ジャンルなんですよね。」
TENGAはオナニー以上SEX未満って言われる事も多いですからね。
sinner「・・・実はSEXのツールとしても使ったりしているんですが。」
aCKy「つまりTENGAと3Pってことですよね?」
sinner「そう(笑)」
タマゴ型のTENGA EGGは女性が男性に使ってあげるプレイってのがあるそうですよ。
sinner「基本的にボクはそれですね!俗説だと思うけど、人生の射精の量は決まっていると聞いて、なんだかもったいない気持ちがあって。貴重な1回1回を大事にしていますよ。」
aCKy「そうそう、TENGAとバンド名の親和性でいうと、バンド名の面影はダッチワイフの「面影」から取っているんですよ。今はラブドールって言うのかな。これまで禍々しいと疎んじられていたそれを医学的な見地で作られた方の、初めての作品の名前が「面影」なんですよ。」
sinner「ものをつくるのには志がないといけない。面影にはそれがあるんですよね。」
ミュージシャンらしいエピソードは何かありませんか?
sinner「私、一応ベーシストなんですが、TENGA CUPの使用後に中のスポンジを洗って乾かして…。そのスポンジをベースのミュートとして使うと最高なんですよ(笑)」
TENGAにそんな再利用が!ミュージシャンならではの素晴らしい使い方ですね。
sinner「そうでしょう(笑)ちょっとミュージシャンっぽいでしょ?昔のソウルなんかで聞けるベースの音色は、ベースのブリッジ部分にスポンジを入れてミュートして出しているんですが、実はTENGAのスポンジを使うとまるで手のひらでミュートしたみたいな非常に良い音になるんですよね。きっと人肌に一番近いからだと思うんですよね(笑)今回のレコーディングでも実際に何曲かTENGAを使ってるんですよ。…ね、イイこと言うでしょ(笑)」
ありがとうございます!!ミュージシャンの間で流行しそうですね。おふたりに新製品のアイデアを伺いたいと思います。たとえばこんなTENGAがあったら…
aCKy「経済的にもエコ的にも、繰り返し使えるタイプの必要性は判るんですが、男子的には、やっぱりどうしても、洗うときに悲壮感を感じてしまうんですよね。だから、その中間タイプとして、あくまでレギュラーのTENGAに近いもので、中身のスポンジだけをディスポーザブルタイプというか、詰め替えタイプというか、シュポッと取りかえてイージーに捨てられるようなタイプを作って欲しいです。」
sinner「僕は基本的には彼女とのSEXに持ち込むので、ふたりで使えるTENGAってのはどういうものが良いのかな?デュエット用TENGAを考えたいなぁ。」
そんな性のプロフェッショナルなお二人にマスターベーションの面白いエピソードについて伺いたいと思います。
aCKy「そもそも我々ふたりとも、夢精をしたことがない。からだの中で精液が作られるようになる前からオナニーをはじめていた、ってことです。」
sinner「ほら、あのストーブの話どう?」
aCKy「(笑)精液をストーブで焼いてみた話があるんです。田舎が北海道で、石炭ストーブを使っていて、向こうはその上で魚焼いたりするんですよ、日常的に。で、中学生のとき、その上で、一度精液を焼いてみたら、ホントに卵の白身みたいになったっていう(笑)」(一同爆笑)
sinner「そういえばファンタの瓶に貯めていた奴がいたな。しかし、いつからオナニーはうしろめたいものになったのかな?たまに聞くけど、友達と飛ばしっこ、なんて経験ある?戦後からだか、急にオナニーすると頭悪くなる、なんて言われるようになってません?」
aCKy「オナニーがうしろめたい、ってのは人によるのかな?」
sinner「いつからだかわからないけど、倫理観の変化って考えると不思議だよね。もっとさ、開放的でおおらかな時代があったと思うんだよね。」
今後は、sinnerさんのように、カップルふたりで楽しめるTENGAってのも必要になってくるんですかね?
sinner「二重奏と書いてデュエッテンガと呼ぶ。」(一同爆笑)
sinner「TENGA入れて3Pってのもいいですが、やはり彼と彼女の間を深めるもの、ふたりの距離を縮めるツールになれたらいいですよね!」
aCKy「自分のモデル、シグネーチャーモデル欲しいですよね!」
sinner「グリップの細いイ○ローモデルとか。清原○博モデルは黒光りしててピアス付き、なんてね(笑)12球団コラボもいいなあ。縦じまの阪神モデルとか売れそうじゃん?」
aCKy「だったら「あぶさん」モデルが欲しいなあ、南海ホークスのロゴ入りでね。」
sinner「おー!そんでローションの代わりに日本酒をブッて吹き付けるんだね。」
aCKy「そう、自分のバットにね。」
最後にTENGAを使う若者へ一言。
sinner「冒頭で全ての活動はオナニーだって言いましたが、逆に言えば探求と工夫を重ねたオナニーだけが“表現”になり“作品”になるわけです。あなただけの最高に気持いいオナニーを見つけてください、クリエイティビティが伸びる源はそこにあり。ってことですね!」
aCKy「どうやらお坊さんのテクらしいんですが、しゃがみながらして、イクときに飛ぶと凄く気持ち良いらしいですよ!(笑) そしてオナニーはどんどんするべきだよ(笑)」
sinner「そもそも生きてること自体がオナニーだから(笑)」
最後のまとめをsinner-yangから一言ください。
sinner「…いきなり歌い始めるsinner-yang♪
アーイ・ノウ♪
イッツ・オンリー・マスターベーション♪
バット・アイ・ライク・イット・ライク・イット♪
イエス・アイ・ドゥ♪
レッ○リのアビーロード風ジャケのように靴下の代わりにTENGAをはめる!そんな広告があればイッキに世界大ブレイクですよ(笑)」
性の伝道師たる博覧強記でどこまでも湧き出る知の泉のようなaCKyとsinner-yangのおふたりに終始圧倒されっぱなしのインタビューでした。
面影ラッキーホール 面影ラッキーホール
1992年創設。
今や日本に現存する唯一(?)の非感謝系音楽実演家として知られる、X-RATEDノワール歌謡
ファンクバンド
■aCKy(あっきー)
ヴォーカル・作詞
マスターヴェーション初体験 5歳
■sinner-yang(しなーやん)
ベース・作編曲
マスターヴェーション初体験 6歳
年齢・出生地・購読新聞等、その他一切非公表。
※撮影スケジュールの都合上、写真はaCKyソロになっております
■web連載
”歌うばかりが歌じゃない。歌わぬ歌の歌を聴け”
面ラホ 連載中